eBoostr [PC]
WindowsVistaにはReadyBoostという機能がある。
仕組みとしてはHDDへキャッシュしたものをフラッシュメモリ(USBメモリやSDカードなど)へさらにキャッシュするというもので、HDDのランダムリードの遅さをカバーするのが目的。
Vistaは常用していないので、これの効果はよく知らないがメモリが少ないPCにとっては効果がありそうな気はする。
さて、常用しているのは未だWindowsXP。
XP版ReadyBoostと呼ばれるeBoostrというシェアウェアがある。
こいつも独自にキャッシュを構築し、HDDへのアクセスに対してキャッシュに存在するファイルはそのキャッシュから返すことでシステムの体感パフォーマンスをアップさせるというもの。
このソフトの面白いところはメインメモリにキャッシュを作ることができることだ。
最近はDDR2メモリがバカみたいに安くなっていて、自作している人間なら皆無駄に4GB積んでるケースが多いはず。
そんな人は1GBくらいキャッシュを作ってシステムファイルやアプリの読み込みをHDDの数十倍にするのがおすすめ。
ところが、うちのメインマシン(≠最速マシン)はDDRでなおかつ4枚刺しにするとDDR333動作になってしまうため、仕方なしに1GBx2の構成になっている。
そういうわけで、キャッシュに割くほどメモリを持っていない。
そこで高速USBメモリを使ってキャッシュを構成することにした。
ここでさらにeBoostrの面白い機能として、複数のUSBメモリを使って並列にキャッシュ読み出しをするというものがある。
ということで、どれだけ効果があるのか実験。
USBメモリはCFDのCUFD-H2Gを使用。
さすがに4本刺さってると壮観だな、あっはっは。
(性能はキャッシュ有効時アクセスを参照)
・USBメモリx1
・USBメモリx2
・USBメモリx3
・USBメモリx4
・・・まぁ、速くはなっているんだけどぜんぜん線形にならないな。
USBアダプタの性能で頭打ちになってる可能性もあるけど(帯域幅を考えるとおそらくそうなんだろう)、実用上は1~2本で十分か。
ちなみに2GBを2本さしても2GB(4GBにはならない)なので、大容量が欲しい場合は大容量USBメモリを用意しなければならない。
というわけでメインPCでは2本同時使用にして、のこりを別々のPCに1本づつ使うことにした。
使用感としては、OS起動してログイン直後から使えるようになるまでの時間がかなり短縮した。
私の環境は常駐物が多いので同時起動を避けるために時差起動バッチなども組んでいるほどだが、どんどんタスクトレイにアイコンが増えていく感じ。
メモリを大量に詰めない人にとっては、かなり便利なツールではないかと思う。
シェアウェアだが連続稼動4時間まで無料で使用可能。
4時間たったら再起動することでまた4時間使える。
使ってみようと考えてる方は、とにかく速いUSBメモリを準備すること。(少なくともリードが速いヤツ)
[2009.5.9追記]
eBoostr 3が出ています。
http://blog.so-net.ne.jp/chonaso/2009-05-09
仕組みとしてはHDDへキャッシュしたものをフラッシュメモリ(USBメモリやSDカードなど)へさらにキャッシュするというもので、HDDのランダムリードの遅さをカバーするのが目的。
Vistaは常用していないので、これの効果はよく知らないがメモリが少ないPCにとっては効果がありそうな気はする。
さて、常用しているのは未だWindowsXP。
XP版ReadyBoostと呼ばれるeBoostrというシェアウェアがある。
こいつも独自にキャッシュを構築し、HDDへのアクセスに対してキャッシュに存在するファイルはそのキャッシュから返すことでシステムの体感パフォーマンスをアップさせるというもの。
このソフトの面白いところはメインメモリにキャッシュを作ることができることだ。
最近はDDR2メモリがバカみたいに安くなっていて、自作している人間なら皆無駄に4GB積んでるケースが多いはず。
そんな人は1GBくらいキャッシュを作ってシステムファイルやアプリの読み込みをHDDの数十倍にするのがおすすめ。
ところが、うちのメインマシン(≠最速マシン)はDDRでなおかつ4枚刺しにするとDDR333動作になってしまうため、仕方なしに1GBx2の構成になっている。
そういうわけで、キャッシュに割くほどメモリを持っていない。
そこで高速USBメモリを使ってキャッシュを構成することにした。
ここでさらにeBoostrの面白い機能として、複数のUSBメモリを使って並列にキャッシュ読み出しをするというものがある。
ということで、どれだけ効果があるのか実験。
USBメモリはCFDのCUFD-H2Gを使用。
シー・エフ・デー販売 USBメモリ 2GB 1年保証 CUFD-H2G
- 出版社/メーカー: シー・エフ・デー販売
- メディア: エレクトロニクス
さすがに4本刺さってると壮観だな、あっはっは。
(性能はキャッシュ有効時アクセスを参照)
・USBメモリx1
・USBメモリx2
・USBメモリx3
・USBメモリx4
・・・まぁ、速くはなっているんだけどぜんぜん線形にならないな。
USBアダプタの性能で頭打ちになってる可能性もあるけど(帯域幅を考えるとおそらくそうなんだろう)、実用上は1~2本で十分か。
ちなみに2GBを2本さしても2GB(4GBにはならない)なので、大容量が欲しい場合は大容量USBメモリを用意しなければならない。
というわけでメインPCでは2本同時使用にして、のこりを別々のPCに1本づつ使うことにした。
使用感としては、OS起動してログイン直後から使えるようになるまでの時間がかなり短縮した。
私の環境は常駐物が多いので同時起動を避けるために時差起動バッチなども組んでいるほどだが、どんどんタスクトレイにアイコンが増えていく感じ。
メモリを大量に詰めない人にとっては、かなり便利なツールではないかと思う。
シェアウェアだが連続稼動4時間まで無料で使用可能。
4時間たったら再起動することでまた4時間使える。
使ってみようと考えてる方は、とにかく速いUSBメモリを準備すること。(少なくともリードが速いヤツ)
[2009.5.9追記]
eBoostr 3が出ています。
http://blog.so-net.ne.jp/chonaso/2009-05-09
シー・エフ・デー販売 USBメモリ 1GB 1年保証 CUFD-H1G
- 出版社/メーカー: シー・エフ・デー販売
- メディア: エレクトロニクス
シー・エフ・デー販売 USBメモリ 4GB 1年保証 CUFD-H4G
- 出版社/メーカー: シー・エフ・デー販売
- メディア: エレクトロニクス
USBフラッシュメモリ ハイスピードモデル CUFD-H8G
- 出版社/メーカー: シー・エフ・デー販売
- メディア: エレクトロニクス
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